北原みのり オンナメディアブログ05/07: 毒婦について。 木嶋佳苗の裁判を100日間通して傍聴しました。公判は全て36回。そのうちの33回を傍聴しました。 もともと傍聴記を書く予定はなく、ただ木嶋佳苗を知りたく初日の公判に行きました。600人を超える傍聴希望者の列で、当然傍聴券はあたらずすごすご帰宅したところ、週刊朝日の編集長が私が木嶋佳苗に興味を持っていると知り、「傍聴記を書かない?」と電話を下さりました。 そこから・・・人生が狂いました(笑)。2012年の1月10日から4月13日の判決の日まで、木嶋佳苗のことしか考えられない日々が続きました。毎日毎日毎日、夢の中でも木嶋佳苗のことを考えました。 そもそも私がこの人に興味を持ったのは、「今までみたことがないほど、まるで共感も同情も持てない女性犯罪者(本人は殺人は否定していますが詐欺は一部認めているのでこう記します)」だったからで