11日に発したいわゆる“戦争発言”で大きな波紋を呼んだ丸山穂高衆院議員は20日、記者団の取材に応じた。 野党が提出した議員辞職勧告決議案に関して丸山議員は「発言に対して出すのは由々しき事態だ。可決されても絶対に辞めるわけにはいかない」と語った。 更に与党の自民党・公明党も丸山議員に対して譴責決議案を出したものの、議員辞職勧告決議には同調していない。 辞職勧告決議案はこれまで主に刑事責任を問われた議員に出されており、「暴言」が理由となるのは異例だから、だろう。(ちなみに自民党は「辞職勧告は議員の身分を不当に奪いかねず、憲法上疑義がある」として辞職勧告そのものに否定的な立場だ。) しかし、逆に考えてみると“暴言を理由とした異例の辞職勧告”が出たという事はそれだけ重大な暴言だったと捉える事が出来るのではないか。 そもそも我が国は国際紛争を武力によって強引に解決する事を憲法9条で否定しており、それ