それでもすべきスケールアウト さて、これまでボトルネックの調査について説明をしてきましたが、具体的にどのようにシステム増強の対応をすれば良いでしょうか。最近注目のシステムの増強方法は、スケールアウト型です。しかし、スケールアウト型の増強方法は設計が複雑になるだけでなく、実際にサービスを稼働させてからの運用なども煩雑になる可能性があります。 そのため、スケールアウト型のシステム増強を設計する際は、「簡単に運用することができるか」という点まで考慮をして検討するようにしたほうが良いでしょう。 スケールアウトをさせるときの注意 負荷分散のために、今まで1台で処理していたサーバを分けるとなると、データの確実な保存が課題になってきます。スケールアウトには、複数のサーバでのデータの保持がつきものになるため、避けては通れない問題といってよいでしょう。 実はこの問題に関しては、最適な解決策が場合によって変
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