今回は、本連載のメイントピックである「MRTG」とはどんなものなのか、まずはツールの全体像を紹介します。 MRTGの出力例 ここでMRTGの出力例を見てみましょう。MRTGでルータのトラフィックを監視すると、図1に示したようなグラフで見ることができます。実際には日、週、月、年の期間を示す4つのグラフから構成されます。 図1 MRTGの出力例 ルータのトラフィックの状況がこのようなグラフで示されます。 MRTGの基本プログラム MRTGは、いくつかのプログラムから構成されます。主なものは、以下のようになります。 ① 監視対象機器にトラフィック量等を問い合わせ、それをグラフ化するプログラム →mrtg、rateup ② 監視対象機器に問い合わせるときに使用するパラメータの雛形を作成するプログラム →cfgmaker ③ 複数の監視対象機器がある場合、それぞれのHTMLファイルが作られます。これ
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