韓国馬事会が観客を競馬場へ入場させながらすべてのレースを取りやめたことで、これに腹を立てた一部の観客が周囲に火を放ち窓ガラスを割るなど、強く反発した。 韓国馬事会は17日午前11時40分、ソウル市の競馬公園(果川競馬場)で「大雪のため、騎手と競走馬の安全が確保できない」ことを理由に同日予定されていた12のレースをすべて取りやめた。 しかし、馬事会はすでに午前9時30分から観客1万2000人を入場させていたほか、午前10時からの第1レースと10時30分からの第2レースも予定通りに行っていた。全レースの取りやめはその1時間後に放送を通じて知らされた。 特に、同日のレースは今年1年で最も人気の高かった競走馬がすべて参加する「グランプリ大会」であったため、多くの注目を浴びていた。 待たされた揚げ句レースが取りやめになったことで、観客のうち800人余が、入場券売り場に火を付け、固めた雪を本館