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ブックマーク / www.meijigakuin.ac.jp/~aug (4)

  • 相互行為特集

    特集 相互行為における言語使用: 会話データを用いた研究 西阪仰・串田秀也・熊谷智子 編集 『社会言語科学』10巻2号(日社会言語科学会),2008年3月刊行. 誌に関する日社会言語科学会のページ このたび,『社会言語科学』において「会話分析」の論文を集めた特集号が刊行されました.現在,日語の会話分析研究に取り組んでいる研究者が結集しての特集で,たいへん読みごたえのあるものになっています. 寄稿者 林 誠 森 純子 森田 笑 高木智世 鈴木佳奈 西阪 仰 串田秀也 田中博子 初鹿野阿れ・岩田夏穂 戸江哲理 細田由利 巻頭言より 相互行為の実際の展開において,言葉は相互行為参加者たち自身によりどういうやり方で用いられているのか.特集は,この問に具体的に取り組む研究を集めたものである.その狙いは,たんに相互行為のなかで生じた言語使用を研究対象にするだけではなく,言語使用を相互行為のな

  • 会話分析

    [以下の文章は、アエラムック『新版 社会学がわかる』に寄せた「会話分析」に関する文章です。原稿段階のものであるため、一部文章表現がこなれていないところもあります。引用等は出版されたものからお願いします。] 会話分析について いきなり、社会学とは何か、みたいな冊子で、「会話分析(Conversation Analysis: 以下CA)」と聞くと、きっと素直に受け取られるにちがいない。そう会話を分析するのだ。CAは、社会学のなかで、不思議な存在であり続けている。みんなちょっとは興味がある。しかし、ほんとうにやっている人はほとんどいない。注意しよう。会話を分析すればCAになるわけではない。CAは、1975年に不慮の事故で亡くなったサックス(Harvey Sacks)を中心に、シェグロフ(Emanuel A. Schegloff)らが鍛え上げた分析法だ。彼らの書いたもの(書きのこしたもの)には、人

  • Data Session

    語データの会話分析データセッション お知らせ イリノイ大学の林誠(Makoto Hayashi)さんをお招きして,以下の通り日語会話のデータセッションを行ないます.ご関心のある方の参加をお待ちしております.参加に関する事前の連絡は必要ありませんので,直接会場へお越しください.ただし,各セッションの途中からのご参加は,ご遠慮くださいますようお願いいたします (ご都合による早めの退出はご随意にどうぞ). 日時: 2010年7月30日(金曜日)14時~18時(2つセッションを行ないます) 場所: 明治学院大学白金校舎 館5階1555教室 プログラム 時間: 16:10~18:00 データ: 3人の友だちどうしの会話(ビデオ) このデータセッションは,インフォーマルな雰囲気の集まりで,どなたにも自由活発に発言して頂くことを重視しております.会話分析的アプローチによる日データ分析の「練習

  • マクロ構造的特徴そのものを語ること

    [以下の文章は、2002年7月13日に早稲田社会学会のシンポジウム(テーマは「複雑性とマクロ-マイクロ問題」)における発言である。シンポジウムそのものは、争点もわりとはっきりして、面白かった。以下の文章は、かなり雑駁なもので、細かい点でどれだけ説得力があるかわからないが、一つの視点は提示できていると思う。] 「無視された状況」 かつて「無視された状況」という小さな文章のなかで、E. ゴッフマンは、社会と言語の関係を考えるとき、たとえば、話し手(もしくは聞き手)の「社会的属性」を考慮に入れるといったお決まりのやり方が、唯一のやり方ではないことに、注意を促した。「語ることは、社会的に組織されている。ただし、単に、どんな人間がどんな言語でどんな人間に語りかけるかということが問題なのではない。相互承認のもと儀礼に適ったやり方でおこなわれる行為の小さなシステム、すなわち社会的な出会いとして、語ること

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