Minanohiko です。 先日。地元では雪が降って、少し積もりました。 ゆったりと降る雪というのはふしぎなもので、空の上から静けさまで降ってくる、そんな感覚にさせられます。 人も自然と無口になります。 子どものころ、朝いちばんにカーテンを開けて、一面が雪景色だったら嬉しかった。 大人になる少し前、新しい雪景色は、どこか切なかった。 中年になった今は、辟易とした気分になる。雪かきの季節ですから。 そんなこんなで先日。 新しい冬がやってきた日の翌朝。まだ、まどろみの中にあるような街を歩いていました。 朝焼けをみて、めずらしく「綺麗だ」と思いました。鮮やかな朝焼けの空の下で、無垢な雪がまだ夜の色を残していたから。 朝焼けをみたその日は、ちょっとだけ特別な気がして、電信柱も電線もよい脇役に思えます。ボクもだれかのよい脇役になれているかな。平成さいごの冬がはじまったんですね。
![朝焼け。夜明けまえの街を歩いたら空がキレイだった。 | ヘタのヨコ好き](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47b3c6020214b5c5fd08d4f924dcb82168e3a459/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fheta-yoko.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2F26nov2018-001-1024x1024.jpg)