朝日新聞デジタルによると、作品名は「モンマジュールの夕暮れ」(72センチ×93センチ=写真)で、曲がったオークの木の茂みの向こうに、夕日が沈む様子が描かれている。フランス南部アルル近郊で1888年に描かれたもので、「ひまわり」などと同時期の作品という。 NHKニュースによると、ノルウェーの収集家が偽物だと思って、一時、屋根裏部屋に保管していたが、その後、この作品を手に入れた現在の所有者が2年前にゴッホの作品かどうか美術館に調査を依頼。使われた絵の具や変色の具合、描き方などを最新機器で調べたところ、ゴッホのものに間違いないと分かったという。ゴッホが弟のテオに宛てた手紙の中でも、この作品に言及していたという。
![「ゴッホの贋作」実は本物](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e36ee0213389fc7f826fa9aca34bcac5e34ba1fa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63dc1f3b000069046b6ff5.jpeg%3Fops%3D1200_630)