宝くじで一発当てる、埋蔵金を掘り当てる、立ち上げた事業の上場ゴールで株式売却、親から多額の遺産・・・。現実味はともかく、一度に多額の現金を手にする可能性自体は誰にでもあります。 もし、多額の現金をゲットして、税金を支払った後、「もう働きたくない。一生ダラダラ過ごしたい」と思った場合、一体いくらあれば足りるのでしょうか。蝦名和広税理士にシミュレーションを依頼しました。 ●30歳で大金ゲット、80歳まで生きる想定 シミュレーションをするために、以下のような属性を想定します。 年齢:30歳 性別:男性 居住地:東京都 ※生涯未婚、子どもなし、平均寿命に近い80歳まで生きる想定 ※22歳から30歳までは、会社員として勤務。大金を手にしてからは、退職して一切仕事をせず、ゲットした大金以外の資産は何もなし 家賃:月10万円 生活費:月15万円 ●蝦名税理士のシミュレーション結果 結論からいいますと約1