京都市内にある歴史ある弓道場の隣の敷地に複数の「ある物」が設置されたため、弓道家たちは「うるさくて競技に集中できない」と憤懣しています。 背筋を伸ばし、静かに両手を同じ高さに持ち上げます。左右均等に弓を引き、発射のタイミングが熟した瞬間、矢を放ちます。弓道は「立った禅」とも言われるほど、静寂の中で自己と向き合うことを重んじるといいます。 「やっぱり大事なのは『心』。自分との葛藤なんですね。自分と葛藤するためには、やっぱり周囲があまり騒音が大きいとかいろんな雑音が入ってくると、なんとなく自分の集中力ね。これが乱されるといいますか」(宇治市弓道協会 加藤裕昭会長) 京都市左京区にある京都市武道センター。この武道センターの一角にある弓道場は、全日本弓道大会の会場などとして多くの弓道家が利用しています。ところが、弓道家たちは「ある物から発せられる音がうるさくて競技に集中できない」と怒っていました。
![【特集】うるさくて集中できない 弓道家悩ます“音”(MBSニュース) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a152acbde704e37ef098417a374e0353fa7e29f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180320-10000001-mbsnews-000-view.jpg)