日本では報道されなかったが、3月2日にイスラム教のFATWAがロンドンで下された。 FATWAを下したのは、パキスタン生まれの タヒール・アル・カドリ 氏。 FATWAとは、イスラム教の高位の指導者によって出される宗教令である。 イスラム教のFATWAの多くは、キリスト教徒やユダヤ教徒への抵抗を促すものだが、今回の宗教令は非常に重要な意味を持つ。 簡単にまとめると (1)イスラム教では、どんなテロリズムも正当化されていない。 (2)イスラム教は、あらゆるテロリズムを禁ずる。 (3)テロリズムを犯した者は、イスラム教から破門される。 (4)テロリズムを犯した者は、地獄に落ちる。 この中で(3)と(4)がテロリスト達を混乱させているようだ。 なぜならテロリズムは、ジハード(キリスト教徒とユダヤ教徒に対する聖戦)という正当性の下に行われるので、破門される意味が分からない。 そして自爆