タグ

ブックマーク / news.mynavi.jp (9)

  • 窒素と水素からアンモニアを合成する新しい手法の実現に道 -理研などが開発

    理化学研究所(理研)は、中国・大連理工大学との共同研究により、従来法と比べてより少ないエネルギーでアンモニアを合成できる手法の開発につながる技術として、新たに合成した多金属の「チタンヒドリド化合物」に窒素分子を常温・常圧で取り込ませて強力な三重結合の窒素-窒素結合を切断し、窒素-水素結合の生成(水素化)を引き起こすことに成功したと発表した。 成果は、理研 環境資源科学研究センター 先進機能触媒研究グループの侯召民グループディレクター(画像1)、同・島隆則上級研究員(画像2)、同・胡少偉 特別研究員、同・亢小輝 国際プログラムアソシエイト、大連理工大の羅一 教授、同・羅根 修士らの共同研究チームによるもの。また会見には、4月に部門として発足したばかりの環境資源科学研究センターの篠崎一雄センター長(画像3)も出席した。研究の詳細な内容は、日時間6月29日付けで米科学誌「Science」オンラ

    窒素と水素からアンモニアを合成する新しい手法の実現に道 -理研などが開発
    Mochimasa
    Mochimasa 2013/06/28
    化学のスケールの大きさが伝わってくる。
  • やはりアイヌ人と琉球人の方が本土人よりも遺伝的に近かった - 東大など

    総合研究大学院大学と東京大学は11月1日、日列島人(アイヌ人、琉球人、土人)のゲノム解析により、現代日列島人は、縄文人の系統と、弥生系渡来人の系統の混血であることを支持する結果を得たとし、アイヌ人から見ると琉球人が遺伝的に最も近縁であり、両者の中間に位置する土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近いことが示されたと発表した。 成果は、総合研究大 生命科学研究科 遺伝学専攻教授を兼任する国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部門の斎藤成也教授、東大大学院 医学系研究科 人類遺伝学専攻分野の徳永勝士教授、東大大学院 理学系研究科・理学部の尾惠市名誉教授らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、11月1日付けで英国学術誌「Journal of Human Genetics」オンライン版に掲載された。 日列島は南北4000km以上にわたっており、3万年以上前から人間が居住してきた考古学的・人類

    やはりアイヌ人と琉球人の方が本土人よりも遺伝的に近かった - 東大など
  • 北大、寒天の成分が細菌のコロニーの広がりを抑制できることを発見

    北海道大学(北大)大学院農学研究院の橋床泰之教授らの研究グループは、メタノールのような有機溶媒で洗浄した寒天粉末で作られた寒天平板では幾つかの微生物が生育でき、その洗浄液に含まれる化学物質を寒天平板に戻すと生育がみられなくなることを見出し、フランカルボン酸が大腸菌や環境微生物など多くの細菌でコロニーの広がりを抑制することを突き止めたと発表した。 地球上に存在する細菌の多くは培養することができない難培養微生物であり、その割合は全体の90~99%を占めると言われている。テングサなど一部の褐藻の仲間に含まれる多糖類である寒天は、19世紀後半のパスツールやコッホによって培養支持体(寒天平板)として用いられ、現在でも広く一般に用いられている。 近年になり、スフィンゴモナス属細菌が作り出す多糖類の一種であるゲランガムを寒天の代わりに支持体として用いると、寒天培地では生育しない細菌が同じ栄養条件で旺盛に

    北大、寒天の成分が細菌のコロニーの広がりを抑制できることを発見
    Mochimasa
    Mochimasa 2012/10/03
    盲点だなぁ。
  • 東工大など、19種類のアミノ酸による初期生命の遺伝暗号表の再現に成功

    東京工業大学(東工大)は、東京大学、理化学研究所(理研)の協力を得て、生命が遺伝子の情報を基にタンパク質を作るためのシステムである遺伝暗号表を書き換える方法を確立し、初期の生命が使っていたとされる19種類のアミノ酸しか使わない遺伝暗号表の再現に成功したと発表した。この成果により、タンパク質と遺伝暗号の進化の研究を物質に基づいて行うことが可能になるとする。 成果は、東工大大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻の木賀大介准教授、木賀研究室の河原晃大氏、東大の濡木理教授、理研の横山茂之領域長、同・堂前直チームヘッドらの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、英国時間8月21日付けで学術誌「Nucleic Acids Research」オンライン速報版に掲載された。 大腸菌からヒトまで、ほとんどの生物はタンパク質を作るために20種類のアミノ酸を使用しており、この数は遺伝暗号表で決ま

    東工大など、19種類のアミノ酸による初期生命の遺伝暗号表の再現に成功
  • 電解還元水の日常的な飲用はがんを抑制できる可能性がある - 九大が確認

    九州大学(九大)と日トリムは、「分子状水素」及び「還元性ミネラルナノ粒子」を含む「電解還元水」が悪性のがん細胞であるヒト線維肉腫「HT-1080」細胞内の「過酸化水素」を消去し、同細胞の浸潤を抑制することを発見したと発表した。 成果は、九大大学院 農学研究院の白畑實隆教授らと、日トリムの研究者らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、「rends in Food Science & Technology」2011年11月号でオンライン掲載された。 がんは日において男性2人に1人、女性の3人に1人が罹患し、3人に1人ががんで亡くなっている状況だ。がんはステージIからIVまで分類され、それがさらにa及びbに分けられている。がんが転移・浸潤を始めるステージIIIbからIVに進行すると治療が非常に難しくなるのはいうまでもない。 がんには主だった悪性の性質として、以下の6つがある。(

    電解還元水の日常的な飲用はがんを抑制できる可能性がある - 九大が確認
  • 名大、常温・常圧下でベンゼンからフェノールを1段階で合成する手法を確立

    名古屋大学(名大)は6月8日、常温・常圧下でベンゼン(C6H6)から「フェノール」を1段階で合成する新しい電気化学手法を確立したと発表した。 成果は、名大 大学院環境学研究科の日比野高士教授の研究グループによるもの。独化学誌「Angewandte Chemie International Edition」電子版に近く掲載される予定だ。 フェノールは、通常は3段階の反応プロセスを経るベンゼンの「クメン法」を用いて製造されており、その効率性の低さが大きな課題となっていた。また同時に、有毒な「アセトン」が大量に副生されてしまうことも問題視されていたのである。 このため、以前から世界中で、ベンゼンを部分酸化してフェノールを直接合成する触媒プロセスが検討されてきたが、これには過酸化水素や亜酸化窒素などの酸化剤を使用する必要があり、それらは高価であるという点がネックとなっていた。 今回の研究では、「燃

    名大、常温・常圧下でベンゼンからフェノールを1段階で合成する手法を確立
    Mochimasa
    Mochimasa 2012/06/15
    こんな基礎的で工業的に基幹的っぽい反応でも新発見があるんだな。
  • 九大、体内で毒素を無害化する人工「プラスチック抗体」の設計指針を一般化

    九州大学(九大)は、体内で毒素を無害化するプラスチック抗体の設計指針を一般化することに成功したと発表した。同大大学院工学研究院化学工学部門の星野友助教らとカリフォルニア大学、スタンフォード大学、静岡県立大学との共同研究によるもので、成果は米科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences of USA:PNAS」オンライン版に近日中に掲載される予定。 近年、がんやリウマチなどの特効薬として、抗体医療が有効であることが示されている。抗体医療は、がん細胞を標的とした場合を例にすれば、そのがん細胞が持っている正常細胞にはない目印を頼りに、そのがん細胞だけを攻撃する抗体に似た薬を使う療法のことだ。ただし、抗体医薬は高価であること、また分解されやすいために扱いが難しいという問題点があった。 今回、研究グループが開発したのは、安価なプラ

    九大、体内で毒素を無害化する人工「プラスチック抗体」の設計指針を一般化
  • 理科大やNAISTなど、かき混ぜる向きで分子の利き手を制御することに成功

    東京理科大学、奈良先端科学技術大学院(NAIST)、長野県テクノ財団の3者は12月13日、かき混ぜる向きで分子の利き手を制御することに成功したと発表した。生命体が右利きか左利きの分子のどちらかしか利用していない「生命ホモキラリティーの謎」の解明に近づく成果である。東京理科大学理工学部工業化学科の山下俊准教授、奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 高分子創成科学研究室の藤木道也教授らの研究によるもので、総合化学速報誌「Angewandte Chemie International Edition」電子版に掲載予定。 地球上に生息する生命体はすべて右利きあるいは左利きの分子からできている。例えばタンパクを作る素材のアミノ酸は左利き、DNAのもととなる糖はすべて右利きだ。 一方フラスコ中の化学反応では左利きと右利きの分子(鏡像異性体)がそれぞれ等量できるにも関わらず、生命体は左右分子のど

    理科大やNAISTなど、かき混ぜる向きで分子の利き手を制御することに成功
  • 分子によるナノのものづくり - 「BIOMOD 2011 日本チーム中間発表会」

    今年初開催となる国際生体分子デザインコンテスト「BIOMOD 2011」の概要説明と参加日チームのプレゼンテーションを兼ねた「BIOMOD 2011 日チーム中間発表会」が、東京工業大学すずかけ台キャンパスで8月26日に行われた。そのリポートをお届けする。 BIOMODは「分子を設計して、ナノ~マイクロメートルのスケールでのものづくり」を行う、学生対象のコンテストだ。世界11カ国から27チームが参加予定で、11月に主催の米ハーバード大学(ボストン)で開催。日からは、計測自動制御学会(SICE)の調査研究会として2010年3月に発足した分子ロボティクス研究会がバックアップし、東京チーム(東京工業大学の学生で編成)、関西チーム(関西大学の学生で編成)、仙台チーム(東北大学の学生で編成)の3チームが出場することが決定している。関西と仙台の2チームに関しては通常のコンテストに参加すると同時に

    分子によるナノのものづくり - 「BIOMOD 2011 日本チーム中間発表会」
    Mochimasa
    Mochimasa 2011/12/22
    分子ロボコン
  • 1