以前、コミュニケーションにおいて質問の重要性を説明しました。 ちょっと待って下さい! 質問だけをしていれば、相手との関係がうまくいくとは限ら ないのです。 例えば、あなたが誰か(Aさん)と会話をしていて、その人が 何か質問をしてあなたがそれに答えたとします。 そうしたら、Aさんはまた質問するのですが、先ほどの質問と は全く関係のない質問でした。 「おかしいな」と頭の中で思いながら、あなたはその質問に 答えます。 また、Aさんが質問しますが、やはり前の質問とは全く関係 のないものです。 そんなやりとりが続いていくと、あなたはやがて「この人は 何を知りたいのか」とうんざりしてしまいますよね。 Aさん:「昨日の会議はどんな感じだった?」 あなた:「いろいろと活発な意見が出たのですが、 なかなかまとまらず、再度討議の場を 持つことになりました」 Aさん:「ところで、中途入社したBさんをどう思う?」