我が社が推進するAIプログラミングコースに小学生が入ってきた。 これまで社会人が圧倒的に多かったことを考えると驚きである。 これは単にご両親が熱心だからそうなったのではない。彼は本来二年半かかる予定の教育課程を半年程度で終わらせてしまったから、こちらからご案内したのだ。 才能ある子どもにどんな機会を与えられるか。議論のチャンスと腕を試す場を与え、より才能を引き伸ばすにはどうすればいいか。 僕が知っている唯一の答えは、環境を与えることだ。子供にとって、学校も教科書も我々がやっているようなスクールも「環境」の一部に過ぎない。 誰も子供に学ぶことを強制できない。できるのは自発的に学びたくなるような環境を整えてあげることだけだ。 彼がAIコースに進むことになる以前に、すでに片鱗はあった。秋葉原プログラミング教室には「サッカー部」という部活動があり、これは主に大人が集まり、コースで学んだことを活用し