【トリニータ】降格検証(上) [2013年10月09日 10:30] メールで記事を紹介する 印刷する C大阪に敗れてJ2降格が決まり、うなだれる大分イレブン=5日、大銀ドーム 大分トリニータの来季の戦うステージが決まった。5日のC大阪戦に敗れ、昇格1年目で無念の降格となった。J2の6位からプレーオフを勝ち抜き、歓喜の昇格劇でJ1に挑んだ大分だったが、国内最高峰リーグの壁は高かった。苦戦の連続だった今季の戦いぶりを振り返りながら、トリニータを検証した。 想定超す戦力差 故障者の続出も響く 「戦力的に厳しいことは分かっていたが、想定以上だった」。柳田伸明強化・育成部長は4年ぶりのJ1の戦いをこう表した。開幕前に「身の丈にあった予算」でJ1経験者らを補強し、互角に戦える布陣を整えたはずだった。だが思惑通りにいかなかった。 要因はさまざまだが、故障者の続出が痛かった。特に前半戦は最大で1