日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(62)が14日、東京・文京区のJFAハウスで行われたJ1、J2合同実行委員会に出席し「5カ条の要求」を申し入れた。G大阪FW宇佐美貴史(22)を例に挙げて体脂肪率の適正化を求め、6秒で相手ゴールに迫るカウンター攻撃重視の戦術など“ハリル流”への理解と協力を求めた。 スイッチが入った。Jリーグの村井チェアマンから「我々には耳障りの悪い話が出ると思います」と紹介されると、ハリルホジッチ監督の放談が幕を開けた。マイクを握って立ち上がると、口を動かし続けた。報道陣には冒頭5分だけの公開予定だったが、軽々オーバー。33分間ノンストップの講話を「今日はここまで」と締めくくると、笑いが起き、拍手が続いた。 実行委員会に日本代表監督が出席するのは初めて。非公開で行われた質疑応答の部分なども総合すると、各クラブのトップに「5つの要求」を突きつけた。 (1)体脂肪率の適正化