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ブックマーク / www.kit.hi-ho.ne.jp (1)

  • 何となく音楽理論の話

    純正律は主音を1として、各音の周波数が簡単な整数比で表されるように出来ている。これは来、各音が主音の倍音として定められているのである。主音の2倍は主音の1オクターブ高い同じ音、3倍は1オクターブ高い属音、4倍は2オクターブ高い(以下オクターブは略)主音、5倍は上中音、6倍は属音、7倍は導音のフラット、8倍は主音、9倍は上主音、10倍は上中音・・・と定めた結果なのである。導音のフラットが倍音に入っているということは、属7の和音が比較的安定なことの裏付けともなるのである。 さて、この純正律で音楽を演奏すると、実に美しいハーモニーになり、聴いていて快い。ところが、シャープやフラットが頻繁に出て、更に転調を繰り返すような音楽では問題が起こる。平均律では長2度は常に2の6分の1乗倍であるが、純正律ではレがドの8分の9倍であるのに対し、ミはレの9分の10倍であるなど、各音階が対等ではないのである。し

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