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bookとBIに関するMoroduubのブックマーク (3)

  • ベーシック・インカム入門 - 白井京月の読書ノート

    ベーシック・インカム入門 (光文社新書) 作者: 山森亮出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 24人 クリック: 276回この商品を含むブログ (128件) を見る 書は、今話題のベーシックインカム(無条件一律に所得を給付する制度。以下、BI)を、制度の概要、日の福祉の現状、歴史的な経済思想の流れから、現在のBI運動までを網羅した欲張りなだ。従って、内容は濃く、一般の新書よりは難解だが、各章末尾に1ページの箇条書きになったまとめが付いており、逆索引として便利に使えるようになっている。歴史的には、J.S.ミルの経済学原理(第2版、1848)まで遡り「生産物の分配の際には、まず第一に、労働のできる人にも、ともに一定の最小限度の生活資料だけはこれを割り当てる。」を引用して、BIの議論を先取りしていると指摘する。さらには、バートランド・ラッセルや、キ

    ベーシック・インカム入門 - 白井京月の読書ノート
  • asahi.com(朝日新聞社):ベーシック・インカム入門―無条件給付の基本所得を考える [著]山森亮 - 書評 - BOOK

    ベーシック・インカム入門―無条件給付の基所得を考える [著]山森亮[掲載]2009年4月26日[評者]広井良典(千葉大学教授・公共政策)■夢物語でない無条件の所得給付 「ベーシック・インカム」とは、一定の基礎的所得をすべての人に無条件で給付する制度のことである。そのように記すと半ば夢物語のようにも響くが、日でも近年、給付型税額控除、つまり収入が一定以下の人には(税の徴収ではなく)“税の給付”がなされるという仕組みが議論されるなど、具体的な現実性が高まっている。 書はそうしたベーシック・インカムについて、その構想が市場経済の成立と同時期に生まれた起源に遡(さかのぼ)りながら、各国での様々な展開を丹念に追いつつ、基となる論点を包括的にまとめたものである。取り上げられるテーマは「働くこと」の意味、福祉国家、家事労働とジェンダー、エコロジーやグローバル化との関係など多岐にわたる。加えて著者

  • 『ベーシックインカム入門』(山森亮)と『新しい貧困』(ジグムント・バウマン) - 障害・介助・外傷

    ベーシック・インカム入門 (光文社新書) 作者: 山森亮出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 24人 クリック: 276回この商品を含むブログ (128件) を見る先日の2月22日に、 「このままでいいの?〜障害者の所得保障 ―障害者の地域生活と所得保障と所得保障のあり方を考える―」 と題して、第23回国際障害者年連続シンポジウムを行った。シンポジストとして、三澤了さん、山創さん、片岡博さんなど、障害者の所得保障を語る上では欠かせない人々に参加していただいた。これまでの障害者の所得保障運動の歴史を振り返り、現状の所得保障制度(年金、手当て、生活保護等)の課題をみなで洗い出し、さらにこれから先の展望についても議論した。その際、展望の一つの方向として提案されていたのが、今回のシンポジウムにも参加された山森さんの提唱する「ベーシック・インカム(基所得

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