大阪府箕面市の集合住宅で昨年12月、筒井歩夢(あゆむ)ちゃん(4)が母親の麻衣被告(26)や交際相手ら3人=いずれも傷害致死罪で起訴=から虐待を受けて死亡したとされる事件で、事件前日にも歩夢ちゃんが一晩中立たされたり片腕の腕立て伏せを強制されたりする虐待を受けていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。倒れ込むと暴行を受けていたという。 起訴されている3人は、麻衣被告と交際相手の松本匠吾被告(24)、知人の大倉敏弥被告(20)。起訴状では、昨年12月24日夕~25日未明、麻衣被告の長男歩夢ちゃんの腹に暴行を加えて死亡させたとされる。 捜査関係者によると、麻衣被告ら3人の供述から、松本、大倉両被告が同23日夜から24日朝方まで、しつけと称して歩夢ちゃんを長時間立たせ続けたり片腕での腕立て伏せを強いたりしていたとされる。歩夢ちゃんが倒れ込むと殴る蹴るの暴行を加えていたという。 松本、