2020年11月8日のブックマーク (4件)

  • 「世界文学」の日本代表が夏目漱石ではなく樋口一葉である理由

    世界文学全集を編むなら、日本代表は誰になる? 漱石? 春樹? 今なら葉子? 審査は、世界選手権の予選のようになるのだろうか。投票で一定の評価を得た著者なり作品が、トーナメントを勝ち抜いて、これぞ日本代表としてエントリーするのだろうか。 スポーツならいざ知らず、残念ながら、文学だと違う。春樹や葉子ならまだしも、夏目漱石は予選落ちである。 なぜか? 『「世界文学」はつくられる』に、その理由がある。近代日語の礎を築いたことで誉れ高い漱石でも、世界的に見た場合、西洋文学のコピーとして低く評価されているという。 「世界文学」での漱石 『坊ちゃん』『』が有名だし、教科書で『こころ』を読んだ人もいるだろう。何と言っても千円札の顔だから、諭吉よりは見慣れている。やたら有難がる人もいるのは、ザイアンス単純接触効果じゃね? と思うのだが、彼の造語とされる「沢山」「反射」「価値」「電力」は、人口に膾炙してい

    「世界文学」の日本代表が夏目漱石ではなく樋口一葉である理由
  • 東大生やその母親が語る「合格体験記」の信頼性が高くない理由(畠山 勝太) @gendai_biz

    問題はどこにあるのか ここまでの議論を呼んで、教育論を語る東大生の母親は、義務教育で習う理科の実験すら理解していないと蔑む人が出てきそうなので何点か補足したい。 以前指摘したように、ハーバード大学に留学するような人や、シリコンバレーで働くような人でも、自分が経験したことで教育論を語ってしまうし、日人がノーベル賞を受賞すると、スピーチや記者会見で日教育について言及するのがお決まりのようになっているが、あれも「エビデンス」に基づく教育ではなく、自分が体験した教育論に過ぎない。 人間はどれだけトレーニングを受けても、一歩自分の専門を離れれば、エビデンスではなく体験でものを語ってしまう生き物なのだろう。 そうであれば、問題は、教育論を語りだす東大生の母親よりも、それを取り上げてしまうメディアの方にあるはずだ。 さらに、「Absence of evidence is not evidence

    東大生やその母親が語る「合格体験記」の信頼性が高くない理由(畠山 勝太) @gendai_biz
  • 地球記録0001 - 暗森透 | 少年ジャンプ+

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  • バイデンでは癒せない米国の分断とハイパーバトルサイボーグ達|畠山勝太/サルタック

    米国の大統領選挙も終わり、留学生・国際協力の立場からすると、バイデン次期大統領が誕生したのは大変喜ばしい事です。しかし、獲得代議員数だけを見るとバイデン次期大統領が圧勝したかのように映りますが、単純な票数だけ見れば、なかなかの接戦でした。 トランプ政権誕生の背景にはリベラルと反リベラルの分断があり、トランプ政権下でこの分断は一層深刻化したと言われています。では、バイデン次期大統領はこの分断を癒すことができるのでしょうか? 私は、分断が一層深刻化することはあっても、これが癒えることはまず無いと思っています。それは、リベラルと反リベラルの分断はもっと根が深い所にあり、1980年代以降の教育政策がその悪化を加速させ、これが改善に向かう見込みがないからです。どういう事でしょうか? まず、リベラルとは主に誰で、反リベラルとは主に誰なのかを確認しましょう。バイデン次期大統領の支持は、①都市部、②若者、

    バイデンでは癒せない米国の分断とハイパーバトルサイボーグ達|畠山勝太/サルタック