最近、初音ミクや鏡音リン・レンといったボーカロイド楽曲をモデルにした小説、いわゆる『ボカロ小説』が次々と発表され話題となっているみたい。でも、一体どんな歌詞の楽曲がどんな物語になっているのか気になるところ。そこで最近のボカロ事情に詳しいライターの朝永ミルチさんに作品のあらすじや楽曲の名フレーズを紹介していただいたラコ。 朝永ミルチ ボカロ批評誌『VOCALO CRITIQUE』スタッフ・ライター。 GACCOH小説読書会を主催するなど関西を中心に活動している。 『NETOKARU』『アニメルカ』サブカルチャー・ポップカルチャーの批評などを寄稿している。 初音ミクの消失 小説版 著者名:cosMo@暴走P 発売元 : 一迅社 価格:689円 cosMo@暴走Pによる動画再生数500万を超える有名楽曲。小説では、ある日、大学生の篠里の前に人造人間“初音ミク”が贈られてくるのだが、その初音ミクに