伝統芸能の歌舞伎を最新のデジタル技術で楽しんでもらおうという公演が開かれ、コンピューターが作り出した立体的なキャラクターが歌舞伎俳優と舞台上で共演しました。 見どころは歌舞伎俳優の中村獅童さんらとコンピューターが作り出すバーチャルアイドルの「初音ミク」との共演です。 今回は最新のデジタル技術でキャラクターが山車に乗っているかのように立体的に映し出され、その後、舞台上に降りるという演出が披露されました。 また、舞台で演じている役者の姿を別の場所に立体的に映し出す技術も使われ、中村獅童さんがあたかも分身して戦っているように見える演出が観客を楽しませていました。 観劇に訪れた女性は「キャラクターがその場にいるように見えて感動しました」と話していました。 中村獅童さんは「デジタルと融合できるかがチャレンジだったが、年々映像の技術が向上し、皆さんの掛け声もうまくなっていると感じる。伝統を守りつつ今の