プロ野球で使われるボールの規格は『公認野球規則』で決められています。 ですから、世界中どこの国でもこのルールに定められた同一規格のボールで試合が行われることになります。 規則は簡単です。 「ボールはコルク、ゴムまたはこれに類する材料の小さな芯に糸を巻きつけ、白色の馬皮または牛皮二片でこれを包み、頑丈に縫い合わせて作る。 重量は5オンスないし5オンス1/4 (141.7グラム~148.8グラム) 、周囲は9インチないし9インチ1/4 (22.9センチ~23.5センチ) とする」とこれだけです。 材料、重さ、大きさだけが決められているのです。しかし、大リーグでも日本球界でも習慣的に決まっている部分もあります。 まず、材料は牛皮です。縫い合わせの糸目の数が108というのも共通です。 さて、ファンのみなさんの関心は時々話題になる「飛ぶボール」、「飛ばないボール」の反発の問題でしょう。 規則