今年3月、大阪のフグ料理店で法律で禁止されているフグの肝を客に提供した罪に問われている経営者の男が、裁判で起訴内容を認め、「もう肝を提供しないと肝に銘じる」と述べました。 「法令条例で許可されるまでは一切出さない」(澤原將人被告) 裁判を終えてこう話したのは、会員制フグ料理店「大阪とらふぐの会」などを経営する澤原將人被告(42)です。 起訴状などによりますと、澤原被告は今年3月、経営する4つの店で有毒物質「テトロドトキシン」が含まれる恐れがあり法律で提供が禁止されているフグの肝を客に提供した食品衛生法違反の罪に問われています。 7月25日の初公判で澤原被告は「間違いございません」と起訴内容を認めました。 そして続く被告人質問で次のように述べました。 「肝はおいしいものなので食べてほしいということと客の喜びの声に応えて出した。今回、安全でないことがよく分かった。これからは提供しな