株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内の「オタク」に関する消費者アンケート調査を実施し、オタク人口の推計や分野別(26分野)の「オタク」層の属性(特性)や活動状況などを分析した。ここでは分析結果の一部を公表する。 1.調査結果概要 2022年7月~8月に日本国内在住の15歳から69歳までの男女10,000人に消費者アンケート調査を実施し、「オタク」を自認する、もしくは第三者から「オタク」と認知されていると回答した回答者数(複数回答)をもとに各分野の「オタク」の人数を拡大推計したところ、「アニメ」の人数は約685万人で本調査対象の26分野において最も多いという結果であった。次いで、「漫画」が約648万人、「デジタルゲーム」が約454万人、「アイドル」が約361万人であった。 また、オタクを自認する分野に対する1年間の消費金額について、10,000円から50,000円未満と回