新元号「令和(れいわ)」が発表されたことを受け、安倍晋三首相は4月1日正午より記者会見を開き、新元号の典拠や決定の意図などに関する談話を発表しました。 首相官邸公式Twitterによるライブ配信から 安倍首相によると、新元号「令和」の典拠は、日本最古の歌集「万葉集」から。「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から引用したもので、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めたといいます。また日本の歴史上、国書を典拠とする元号は初となります。 「令和」に決定した意図としては、日本の文化や自然といった国がらを次の時代へと引き継いでいくとともに、厳しい寒さの後に咲く梅の花のように、明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいという願いを込めたとのこと。併せて、新しい元号が広く国民に受け入れられ、生活の