カラオケに行くとOfficial髭男dismさんやKing Gnuさんの曲を歌おうとして途中で諦めている御人をよく見かけます。難しいですもんね でも同じ難しい曲と言っても、かつての難しさは、主にキーの高さを要因としていたように思えます。 一方、近年の楽曲の難しさは単純に「キーの高い曲」というわけではないように思えます。 キーの高さはもちろん、テンポの速さやメロディの上下の激しさ、急激な転調、舌を噛みそうな歌詞の音の密度… その中でもまずは単純に、テンポが速い曲が多くなっているのではないでしょうか? そこでSpotifyデータを用いて、「昭和歌謡」と「ボーカロイドの楽曲」のテンポの比較を視覚化してみました。 すると予想以上に両者のテンポの速さに違いがあって驚きました。 昭和歌謡のBPM中央値は124.7。例えば桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNO.1」がこのくらいです。
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