November 01, 202012:01 by tikaram BUNRAKU -beyond 恋娘紬迷宮の演出メモ カテゴリ tikaram Comment(0) あれから1週間、月も変わりネットでの視聴期間も終わったので、公演リハーサルに向けて書いた演出メモを公開します。どなたかが「多重性」という言葉を使ってあの公演を評していただいてましたが、見事に言い当てられてしまいましたw 物語や楽曲の世界観を薄皮を重ねるように幾重にも重ねたつもりでした。なので、実際の舞台も多層レイヤーで、と考えていたのですが、こちらは諸般の事情で実現できませんでした。まあ、力不足です。すいません。 <演出メモ>(原文ママ) 幕開け 伊達娘恋緋鹿子・火の見櫓の段 恋人に会いたい一心で、大罪となることも厭わず半鐘を打ち鳴らすお七。江戸の女性の情念を櫓に立つ、お七ならぬお三九(おミク)を通して描きます。演じるのは