北朝鮮の独裁者、金正日が禁煙を止めて、たばこを再び吸いだしたようだというニュースが、しばらく前に外電で流れていました。 どうでも良い話といえば、どうでも良い話ですが、頗る象徴的な話でもあります。 というのも、金正日は、禁煙中の昨年までは大のたばこ嫌いだったそうで、何の娯楽もない哀れな北朝鮮人民に「たばこを吸うな」と命じたり、「たばこを吸う奴は極めつけの馬鹿だ」と偉そうに放言したり、どこかの国の嫌煙者・嫌煙団体と同様に喫煙者の人格攻撃を執拗に繰り返す我儘勝手な言動をしていたそうです。 どこかの国の嫌煙者や嫌煙団体のメンバーも、嘗て喫煙歴があって、現在禁煙している連中ほど、喫煙者攻撃の矯激な言動をするという話を聞きました。頼まれもしないのに禁煙団体の旗振りをしている医者などの連中の大方が、過去に喫煙歴のある御仁だそうです。 要するに、本当は別に禁煙なぞしたくなかったが、「たばこを吸うと癌になる