ペットボトルの水に「ありがとう」とか「ばかやろう」とか、声をかけたり張り紙をしたりすることで味が変わるのは科学的か? 『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』 そんな話を聞いたことがないだろうか。これの延長線上の話として、二つの瓶にご飯を入れて、それぞれに「ありがとう」「バカ」と張り紙をしておくと、「バカ」の張り紙をされた瓶のご飯のほうが早くカビる、というものがある。 ある小学校で、教師がこの話をしたところ、男子児童が「バカの瓶にはツバがかかったんじゃないの?」と発言した。この子どもなりの着眼点と指摘は教師から黙殺されたうえ、その授業を見学していた別の教師から「関係ない話をするんじゃない!」と叱られたそうだ。 水にしろ、ご飯にしろ、荒唐無稽でバカげた話ではあるが、これを大まじめに信じ切っている人たちがいる。 さて、科学的であるとはどういうことか。メディアに踊らされることなく、科学
なとろむツイートを対比させてみる。強引につなげれば言っていることは近い。まぁ彼はこのツイートを、「過剰診断」を論点としたものというより、早期手術の正当性を述べたものと強弁してたが。 https://t.co/Rlp9xU2g18 https://t.co/NMJbfZVImf
NATROMと言います。それなりの規模の病院の勤務医です。臨床医を20年ぐらいやっています。多くの医師と働く機会がありましたが、その中でも臨床医としてもっとも優れていると私が思っている先生は、現在、病床がない診療所の院長をしています。仮に山田先生としましょう。 大学病院や総合病院にも優れた先生、尊敬できる先生はたくさんいます。特定の専門分野に限れば、おそらく日本でも有数の医学者と言えるような。でも、臨床の場で、診断がついていない患者さんがかかるプライマリケアの現場では、優れているとは言い難いのです。 たとえば、胃がんの診療に力を入れ、そこら中から胃がんの患者さんが紹介されてくる、胃がんの治療では日本で一番というような医師がいたとしましょう。その医師は、「胃のあたりがなんとなく不快」と訴える患者さんに対して、必ずしも正しい診療ができるでしょうか? 上部消化管内視鏡の検査をして患者さんが胃がん
日赤とか自治体が運営する総合病院って、昔は直接観てもらえたけど、最近は紹介状ないとダメ(もしくは余計に料金かかる)よね。 俺の地元では、最初から紹介状が必要だったけど、診療科によってはそのまま観てもらえた(眼科とか耳鼻科)。でも最近では、全て開業医の紹介状がないと診てもらえなくなってしまった。 でも子供が具合悪くて開業医にいくと、ロクに診もせず心音聞いてアーンするだけで 「う~ん風邪だね。薬3日分出しておくから、少し様子見て下さい」 みたいなテンプレ診断するんだよな。 で、稀に誤診するわけよ(俺の親戚の話だから忘れたけど、ナントカ菌だったらしい)。 そんで悪化する一方でどうしようもないから救急車で運ばれて総合病院で診てもらうと、 「あ~、ナントカ菌だねぇ。軽いうちに来ればすぐ治ったのに。」 みたいな展開になる。場合によっては、重病化する。 個人的に感じるのは、 総合病院で診断→総合病院から
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く