米国の競泳選手マイケル・フェルプス(Photo by AAron Ontiveroz/The Denver Post via Getty Imagesettyimages) 4年に1度行われる夏季五輪では、毎回決まって奇妙なパフォーマンス向上法が流行する。2008年の北京と12年のロンドンで流行ったのは「キネシオテープ」で、多くの水泳選手がこれを腕や脚に貼っていた。今年の流行は、体中に赤や紫のあざを残す「カッピング(吸玉)療法」だ。 五輪史に残るトップ水泳選手のマイケル・フェルプスも今週、このあざだらけの体で登場した。他にも、五輪水泳女子メダリストのナタリー・コーグリンや、体操男子のアレクサンダー・ナドアの体にも丸いあざがあった。 米メディアは8日、フェルプスのあざについて説明する記事をこぞって掲載した。USAトゥデイは何の疑いも持たずに、カッピングには「緊張した筋肉をほぐす」効果があると