2017年8月26日のブックマーク (2件)

  • 日本乳癌検診学会 Japan Association of Breast Cancer Screening

    乳癌検診学会(以下、学会)は、検診によって早期の乳がんを発見し、乳がんによる死亡の減少に寄与することを目的としています。 2009年11月、米国予防医学専門委員会(US Preventive Services Task Force, USPSTF)は、それまで「40歳以上の女性に対して、マンモグラフィを用いた乳がん検診の1~2年に1回の受診を推奨する」としていた推奨(グレードB)を、「40歳代の女性に対しては、マンモグラフィを用いた定期的な乳がん検診を行うことを推奨しない」という推奨(グレードC)を発表しました。(その後、推奨の表現は「50歳未満の定期的なマンモグラフィ検診を行うにあたっては、対象者個人ごとの利益と不利益に関する価値判断を考慮すべき」と修正されていますが、推奨グレードCの判断自体は変わっていません。) 推奨グレードがBからCに変更された理由として、マンモグラフィ検診に

    NATROM
    NATROM 2017/08/26
    ITT(Intention-to-treat)分析だから効果を過小評価している、と読めますね。per protocol解析を行えばもっと効果が高いと。それはそうだろうけど、本質的な反論にはなっていないような…。
  • RIETI - 第4回「がん検診は効果があるか?」

    下記の式にあるとおり、検診を受けた群における肺がんによる死亡率は1.57%で、受けなかった群における肺がんによる死亡率は1.59%となっている。これらの数値が絶対リスクと呼ばれる。前者を後者で割った数値が相対リスク(Relative Risk, RR)と呼ばれるもので、この場合、下記の式にあるとおり、相対リスクは0.99になる。1 - 0.99 = 0.01が介入(この場合は胸部X線検査)によるリスクの減少幅で、この場合は検診受診によって肺がんによる死亡リスクが0.01(=1%)減ることになる。 次に、95%CI(95%信頼区間)について触れる。仮に、今回と同じ設定で同じようなランダム化比較試験を行っても、全く同じ結果にはならず、実際の相対リスクは異なった数字になる。しかし、95%の確率で一定の範囲内に収まる数値があり、その上限と下限を示した数値が95%CIとされる。この例では下限が0.9

    NATROM
    NATROM 2017/08/26
    「がん検診が寿命を延ばすというエビデンスはない。ただし、エビデンスがないのは、数千人〜数万人程度と研究規模が小さいためであるかもしれず、研究規模を極めて大きくすればエビデンスが示されるかも」。全死亡。