「食品のカロリー計算を止めよ」 そんな論説が英国の医学誌に掲載されている。 「禁煙よりも栄養改善」 3人の研究者が、英国の有力医学誌BMJ誌の関連誌で、オンラインで心臓関係の医学論文を掲載するオープンハートの論説記事として2015年8月27日に報告しているものだ。 単純にカロリー計算を止めろと言っているのではなく、これからは食品の栄養価の往生へと注意を転換すべきだと訴えている。栄養価を高める発想の方が、心臓や血管の病気と死亡を減らして、肥満を抑える効果が高いと見るからだ。心臓や血管の病気とその原因による死亡を早急に削減し、増加する肥満を抑えると伝えている。 研究者は、科学的な根拠に基づいて検証を続けた末に、喫煙を止めるよりむしろ、食事の変更こそ健康を改善するために重要であるというところまで考えが固まったとまでも報告している。 産業が医者に影響力 栄養含有量の大切さが分かっているにもか