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2012年6月2日のブックマーク (1件)

  • 藤森かよこの日本アイン・ランド研究会―論文『ディズニー・アニメーションとフェミニズムの受容/専有』

    4 『ムーラン』と日 以上,『ムーラン』におけるフェミニズム表象の可能性と危険性について指摘されたのであるが,最後に,日における『ムーラン』の特異な危険性について,論じたい。それは,日におけるフェミニズムの困難さと通底する問題である。 実は,ムーランのような女性像は,日人にとっては「懐かしい女性像」ではなかろうか。ここで,もう一度,『ムーラン』と日アニメ『もののけ姫』の関連について思い出してみたい。デイズニー・アニメ側が『もののけ姫』に刺激されたと仮定して,彼らを刺激したその様相は,野生の少女サンやタタラ衆を率いる女頭領エボシのアメリカ人にとっての異文化の魅力もあいまった新鮮な勇姿であったろう。「守られるお姫さま」も美しいが,「守るお姫さま」は,守ってあげる面倒がないだけにもっと美しい。しかし,日は,伝統的に「守られるお姫さま」はいない文化なのである。 1998年にニューデリー

    NATSU2007
    NATSU2007 2012/06/02
    ディズニー「ムーラン」と宮崎アニメから、日本は"伝統的に「(男を)守るお姫さま」の文化"である事、「戦闘美少女」希求は、母なる少女を利用して母に支配されず母性を搾取する捻れた支配欲である事が論じられている