私のいる会社でも営業情報の共有化のために、CRM(customer relationship management)システムの導入作業中ですが、情報の共有化だとか、ナレッジマネジメントだとかというのはシステムに依存するだけでできるものではありません。 昨日、紹介した「あたらしい戦略の教科書」の中に、情報に関する「その通り!」という一節がありましたので、昨日に引き続き引用をさせていただきます。 「同僚に金をくれとせがむのがナンセンスなように、同僚に一方的に情報を求めるような態度もやはり間違っている」 「貴重な情報はある意味では商品である。何かを得るためにはその代償を払わなくてはならない、という等価交換の法則が働いている」 「合理的に貴重な情報を入手するためには、価値が等価といえるような別の貴重な情報と物々交換ならぬ情報交換をすることが必要になってくる」 「同じ会社の仲間だからという理由では情