●OMOIDE IN MY HEAD 彼らを知ったのは高校生の時にメジャー1st『C』リリースの特番でやってたオールナイトニッポンだった。番組も曲もなんとなく面白かったので、日が明けると同時にアルバムを買いに走る。するとその瑞々しくも端正なギターロックに惹き込まれ、あれよとあれよという間にご立派なロキノンっ子へ。それからは若若男女や当時よく出てたSHIBUYA-AXでのライブに行ったり、過去音源やバンドの参照元でよく名が挙がるNumber GirlやSUPERCARも熱病にうなされたが如く漁り、かくしてBase Ball Bearを中心にギターロックの虜になっていった。 しかしそんな中で2007年末にリリースされた2nd『十七歳』は、サウンドも詞も自分の期待と大きくかけ離れてたものだった。ナンバガ譲りの鋭角的なギターは鳴りを潜めて悪い意味で丸くポップなサウンドになり、『C』以前のコンセプト
![Base Ball BearのOMOIDEと小出祐介のノスタルジアへの抗い&ギターロックへの愛憎、そして「C2」 - 嘘八百万画素](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/14e1d006fe0c58d064556c4e00d7a3e6cb8035b1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fc%2Fcodascene%2F20151112%2F20151112054023.jpg)