チンパンジーについて申し上げます。 チンパンジーは商取引の禁止されている生き物です。日本の税関を通るには個人ではムリです。いわゆる闇レートでは高額で取引もされているのでしょうが、あいにく存じませんし、また以下の理由から知っていたとしても勧めません。 一つに、大型類人猿の全ては大人になると人間にとって大変危険です。一度ニホンザルの雌とひっぱりあいっこをしたことがありますが、わずか数キロの雌でさえしばらく私と互角の力を出すほど見た目よりも野生の動物というのはパワフルです。エドガー・アランポーの「モルグ街の殺人事件」では雄のオランウータンが人間を文字通り八つ裂きにしていますが、それの半分ぐらいのチンパンジーの雄でさえ同じことをするのはおそらくたやすいのではないでしょうか。実際に同種のチンパンジーをリンチにかけてばらばらにした群の記録もありますしね。 おしめをつけられて可愛い服を着、商業主義の生け