1月8日、ドイツの検察当局は、1944年にフランス中部オラドゥールシュルグラン村で起きた虐殺に関与したとして、ナチス親衛隊に所属していた男(88)を訴追した。写真は昨年8月、同村で撮影(2014年 ロイター/Pascal Rossignol) [ベルリン/ケルン 8日 ロイター] -ドイツの検察当局は、第2次世界大戦中の1944年にフランス中部オラドゥールシュルグラン村で起きた虐殺に関与したとして、ナチス親衛隊(SS)に所属していた男(88)を訴追した。 検察当局によると、当時19歳だった男はもう1人の発砲者と共に25人を射殺したほか、教会の放火を手助けした疑い。男は容疑を否定し、現場にいたことは認めた一方で、同村では一発も発射しなかったと主張している。男はケルン在住で、年金を受給しているという。