米国出身の現代美術家、サイ・トゥオンブリー(1928~2011年)の作品を紹介する展覧会「サイ・トゥオンブリーの写真-変奏のリリシズム-」が、DIC川村記念美術館(佐倉市)で、8月28日まで開催されています。 トゥオンブリーは、日本では馴染みがないかもしれませんが、20世紀美術を代表する巨匠です。2015年に開かれたニューヨークのサザビーズ主催オークションでは、素人目には落書きのようにも見える作品(「無題」1968年)に約86億円という驚愕の高値がつき話題になりました。 意味があるのかないのか分からない、ぐるぐる~っとか、だらだら~っとか、ぐちゃぐちゃっとか、ギザギザに引かれた線や、数字や文字が並べられていたりして、頭の中が「???」で埋め尽くされそうです。 なぜ、この作品に大きな芸術的価値が見いだされているのか。 同美術館の学芸員、前田希世子さんにお話を聞きました。 ◇ ◇ ◇
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