イシノミは 石蚤 だろう。原始的な昆虫の仲間で、石の上にいて藻類などを食べるという。 うぅむ…しぶいっ。 なんとなくシミに似ているが、イシノミはイシノミ目で、シミはシミ目。 持ち帰ったイシノミを撮影するのに、静かにしてもらおうと冷蔵庫で冷やしたが、なかなかじっとしてくれない。低温に強いらしい。 そのうえ、名前のとおりよく跳ねる。脚は細くて、これでどうやって跳ねるのか? 不思議に思って観ていると、なんと、腹部を叩きつけてその反動で跳ねた。 危険を感じた時だけ跳ぶのだろうが、消耗の激しい命がけのジャンプだ。 イシノミの顔… 体を覆う鱗片と、複眼があるのは昆虫の証だが、その下にある触角は腕のように自由に動く。(手旗信号のよう) さらにその下にある一対は脚のように見えるが、実は小顎髭(小腮髭)という器官。 横から観ると小顎髭が3対の脚と別にあるということがよくわかる。 脚にそっくりだが、たぶん感覚