高崎市役所から、「平成26年度市民税に関するお知らせ」というのが郵送されてきました。 何かと思ったら、税金がゼロの低収入者に、臨時福祉給付金をくれるのだそうです。 妻は小躍りして喜んでいますが(偉いなあ、ふつうは亭主をなじるだろう)、私は苦笑するしかありません。 ほんと『重力』に深入りするばかりで、収入をあげることを考えていませんでした。 なんか、まだ身体も頭もふつうに動くのに、市民の税金から1万円受けとるの、申し訳ない気がします。 原作が、交換価値の経済を前提とした仕事じゃないから、こういうことになるんでしょう。それにしても1966年の途中から刊行の73年まで、難解は二冊の小説の印税(出版元はリピンコット、マイナーです)だけで、やれていたんだとしたら、すごいぜ。 しかし訳者は、「すごいぜ」と言っていられても、日本の出版社にとって、こういう小説を引きうけのは、きついことこの上ないわけで。だ