パパニューは腐ったミカンじゃない! お笑い芸人さんの笑いの手法では「すべり芸」というのがあります。ギャグやトークでその場が微妙な空気になり、失笑や苦笑がもれるという芸風です。TVではそこに別の芸人の鋭いツッコミが入ることで爆笑に変わることもあるのですが、それがもしマンガだったら果たしてどうなのでしょうか・・・?考えただけでも恐ろしいですね。 かつてそんなすべり芸を体現したようなギャグマンガが存在しました。渾身の力を込めて繰り出されるギャグがことごとく寒いのですが、画に破壊力がありすぎるので失笑とも苦笑ともつかない笑いが思わずこみあげる・・・そんな画の暴力ともいえるおそるべきギャグマンガ「パパはニューギニア」を本日はご紹介します。 「パパはニューギニア」は高野聖ーナ先生による作品で、1994年から1998年までビックコミックスピリッツで連載されていました。 ビックコミックスピリッツといえば8