だが、クロスサイトスクリプティングの問題は、リスクの1つに過ぎない。Fortify SoftwareのチーフサイエンティストBrian Chess氏によれば、Ajaxのコードで問題を引き起こすおそれがあるものとして、レースコンディション、妥当でないコード、オブジェクトモデルの違反、不完全な乱数、不適切なエラー処理などがあるという。 このようなエラーから、ユーザーのデータが外部に流出したり、あるユーザーが他のユーザーのセッション制御を奪い、悪意のあるプログラムの実行その他の攻撃を行ったりする可能性があると、Fortify Softwareは説明している。同社が2005年12月に「Foundations of Ajax」というソフトウェア開発者向けの解説書を調べたところ、掲載されているAjaxのサンプルコード中に、こうした問題がすべて見つかったという。 「(同書に載っている)サンプルコードは、
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