PCの市場シェアで世界第1位のヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard:以下、HP)が、WebOSを搭載する初めてのタブレット端末「TouchPad」を7月1日に発売する。 現在タブレット市場は、アップル(Apple)「iPad」が圧倒的な優位に立ち、それをグーグル(Google)「Android OS」を搭載した各社の製品が追うという構図。調査会社ガートナーでは、昨年約1480万台を販売したiPadが今年も70%の市場シェアを占める一方、Androidも20%までシェアを伸ばすと予想している。またスマートフォン向けも含めた対応アプリ数では、すでにiOSが約40万種類、Androidが約30万種類に達している。 いっぽう、後発となるWebOS搭載の「TouchPad」は発売前から評判も上々のようで、一部からは「iPadや、Androidタブレットに太刀打ちできるのでは」との