「生活保護通報」小野市条例案が成立へ 反響1700件 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000019-asahi-pol このニュースを見て真っ先に思い出したのが、『善き人のためのソナタ』という旧東ドイツを舞台にした映画だ。この映画は非常に素晴らしい映画なので、見たことがないという方にはぜひとも見ることをおすすめしたいのだが、「市民による通報義務」と聞くとこの映画で描写されているような相互監視社会の鬱屈とした空気を想像せずにはいられない。 そもそも、「市民による通報」というのは、誰が生活保護受給者であるか周囲の人間が認識しているということが前提になっていると思うのだが、どうやってこれを実現するつもりなのだろうか。表札の横に、生活保護受給マークでも烙印して回るとでもいうのだろうか。とても、民主国家がやることとは思えない。 以前にも書いた
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