厚生労働省は9月、子宮頸がん予防ワクチンによる健康被害を訴えた患者の約1割で症状が回復していないとする調査結果を示した。積極的な接種の呼びかけを中止してから2年を経てもなお、頭痛や手足のしびれ、知的障害に苦しむ女性たちがいる。 《子宮頸がん》 子宮の入り口(頸部)にできるがんで、性交渉によってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することが原因で起こる。HPVはありふれたウイルスで、性交渉があれば誰でも感染の可能性がある。 厚労省はこれまで接種を受けた約338万人を対象に調査 厚生労働省は9月17日、子宮頸がんワクチンによる健康被害報告があった患者のうち、追跡できた患者の約1割で症状が未回復とする調査結果を示した。調査対象者は、ワクチンの販売開始(2009年12月)から14年11月までに接種を受けた約338万人。 子宮頸がんワクチンの副作用、1割が未回復…「積極勧奨せず」継続 追跡できた患
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