大きな災害があると「千羽鶴を送ろう!」と言う話が持ち上がるようです。 そしてGoogleで「千羽鶴」と検索すると「折り方」よりも先に「迷惑」という単語がサジェストされます。 そんな千羽鶴との縁も深い広島・原爆記念館には、重量にして毎年10トン近くの千羽鶴が送られるそうです。そしてその処分費用に年間1億円もの税金が投入されているのだとか。 一方、自然災害の爪痕を残す被災地の映像を見ると、各地から贈られたと思われる千羽鶴があちこちに映っています。 それが何を意味するのか、折り鶴が好きな一個人として自分なりに調べてみました。 千羽鶴の由来 千羽鶴がこんにち知られる形で平和の象徴として使われるようになったのは、広島が発祥だと言われています。 彼の地に生まれた少女・佐々木禎子が原爆の影響によって白血病を患い、病床で自らの健康回復を願って鶴を折り始めたのが最初だとか。 「鶴は千年」という長寿の言い伝え