今月1日、海燕さんのニコブログに「上野千鶴子のオタク批判がひどい。」と題した記事が掲載されました。 数年前に出た『バックラッシュ!』という本での上野千鶴子師匠インタビュー「不安なオトコたちの奇妙な連帯――ジェンダーフリー・バッシングの背景をめぐって――」(聞き手 北田暁大+編集部)についてです。 この『バックラッシュ!』という本、要は当時、ジェンダーフリーなどが批判されて立場の悪かったフェミニストたちが、「バックラッシュ(反動)」に対し再反論を試みた本です。ぼくも一読して、何というか、ただただ「アンチフェミはネトウヨ(大意)」と言い募っては感情的に罵詈雑言を浴びせるばかりの、品のない本だなあ、という読後感を持ったことを覚えています。 さて、とは言え、海燕さんは(よくは存じ上げないのですが、ぼくのイメージとしては)どちらかと言えばフェミニズム寄りの人物という印象があり、今回の批判は意外でした