バックラッシュ！ なぜジェンダーフリーは叩かれたのか？：兵頭新児の女災対策的随想

今月1日、海燕さんのニコブログに「上野千鶴子のオタク批判がひどい。」と題した記事が掲載されました。 数年前に出た『バックラッシュ！』という本での上野千鶴子師匠インタビュー「不安なオトコたちの奇妙な連帯――ジェンダーフリー・バッシングの背景をめぐって――」（聞き手 北田暁大＋編集部）についてです。 この『バックラッシュ！』という本、要は当時、ジェンダーフリーなどが批判されて立場の悪かったフェミニストたちが、「バックラッシュ（反動）」に対し再反論を試みた本です。ぼくも一読して、何というか、ただただ「アンチフェミはネトウヨ（大意）」と言い募っては感情的に罵詈雑言を浴びせるばかりの、品のない本だなあ、という読後感を持ったことを覚えています。 さて、とは言え、海燕さんは（よくは存じ上げないのですが、ぼくのイメージとしては）どちらかと言えばフェミニズム寄りの人物という印象があり、今回の批判は意外でした

[t714431169]

この人はニコニコ向きだよな、とは思っていた

[fut573]

コメント欄の"なんでフェミニズム（直訳で女性主義）が男の面倒までそんな丁寧に見てやらなきゃならないんだ。"については、それ言っちゃったらおしまいだよなぁと思った。

[angmar]

理想論それ自体はあるべき未来を指して語ることが可能だが一度「論難」のステージに上がった途端、それはどう現実を味方につけるかという話になる。論難が実証主義第一の場合は特にそうだなあ、程度の茫洋とした印象

[NOV1975]

もっと単純に、少なくともアレに関していうと羊頭狗肉だったから叩かれたんでは？