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ブックマーク / note.com/fohtake (2)

  • 自粛要請の報道について|大竹文雄

    密閉空間、密集場所、密接会話を避ける、夜間の外出を避ける、自宅で仕事をするといった行動の自粛に対する政府や自治体からの要請が相次いでいます。報道を見ると、この要請で困る人やこの要請を守らない人についての紹介が多いように思います。 確かに、そのような要請をされても守れない人や困る人も多いと思います。一方で、かなり多くの人がこの危機的な状況を理解して自粛をしています。実際に、在宅勤務をしている人や遊びに行く計画を変えた人はかなりの人数になっていると思います。 困っている人や自粛していない人を報道することの意義はよく理解できます。しかし、自粛を守っていない人を批判的に紹介することでさえ、行動経済学的には逆効果なのです。そういう人たちの様子を報道することの意味は、守っていないことが社会規範なのだと多くの人に認識させてしまうことです。その報道を見た人は、守っていない人があんなにいるのなら、自分も守ら

    自粛要請の報道について|大竹文雄
    NOV1975
    NOV1975 2020/04/20
    「その報道を見た人は、守っていない人があんなにいるのなら、自分も守らなくてもいいだろう、と思ってしまいます」という効果と報道しないことで陰謀論が表に出てくるのとどっちがよい?(どうせ隠せないのよ)
  • 毎月勤労統計の問題について|大竹文雄

    厚生労働省が『毎月勤労統計』の調査を正しく行っていなかったことが大きな問題になっている。その不正のために賃金が過小に推計されて、政府からの給付金に影響を与えている。問題は3つに分けられる。第1に、2004年から東京都で500人以上の事業所に対し全数調査ではなくサンプル調査に変更したことを、公表していなかったことである。第2に、サンプル調査に変更したにも関わらず、集計ウェイトを変更しなかったため、賃金水準の高い事業所が実際よりも少なく集計されることになったことである。第3に、2018年から集計ウェイトを来あるべきものに変更したにも関わらず、それを公表しなかったことである。 一般には、全数調査をしなかったことが問題視されているが、サンプル調査に変更したこと自体はそれほど大きな問題ではない。適切な集計ウェイトを使えば、統計的には信頼がおける数字が得られる。問題は、集計ウェイトを間違えるというミ

    毎月勤労統計の問題について|大竹文雄
    NOV1975
    NOV1975 2019/01/21
    集計ウエイトって統計用語ないよね/母集団を類型的に設定できないから全数調査するわけで。
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